隔たり
Kazutoshi Sakurai
たった0.05ミリ 合成ゴムの隔たりを
その日 君は嫌がった 僕は それに応じる
恐いのは病気じゃない 君が胸に秘めた想い
だけど嫌な気分じゃない 僕は それに応じる
あぁ 柔らかい体温が今 夜を包む
魔法にかかったみたいだ あぁ
UFOなんて信じない 神様も僕と関係ない
だけど目には見えないものを 僕ら 抱きしめる
あぁ 君は美しきスパイダー 羽虫が僕
あえて飛び込んで行くんだ あぁ
知らない方が良かったと 思うことがこの世にある
だけどもっと知りたい 深くまで愛を知りたい
たった0.05ミリ 合成ゴムの隔たりを
その日 君は嫌がった 僕は それに応じる