黄昏と積み木
Kazutoshi Sakurai
金曜日の仕事が
思いがけず早く済み
黄昏の帰り道
そんな時間が好きだ
LINE 送り 君と
明日何処行こうかを決める
君はまだ仕事してる
そんな状況も好きだ
欲張らないでいれば
人生は意外と楽しい
まして君と2人なら
2倍以上の価値がある
小さな願いを
一緒に積み上げよう
背伸びしなくても明日を
見渡せる高さまで
一つずつ 丁寧に
冬になれば夏を
夏が来れば秋を思い
比較しなきゃ見えてこない
幸せって難しいな
高望みしないでいれば
成長も遠ざかってく
そんな迷いも2人なら
答え以上の意味がある
かくれんぼのように
上手に見つけるよ
君さえ気付かないでいる
君の素敵なところを
一つずつ そう
小さな願いを
一緒に積み上げよう
背伸びしなくても明日を
見渡せる高さまで
一つずつ 丁寧に
丁寧に