PLACE
Daichi Kakinuma, Neggy Yutaka
降り出した星の中 深く息をした
蝋のような体は 溶けて宙を旅した
遠い空から ふと⾒下ろして
塞ぎ込む⼼が いたと気づいたよ
地図のない旅路の上
思うように歩けない
夜があっていいだろう
重荷⼀つくだらないのさ
乾いた⽻の⾳が 深く響く朝
放られた枯れ葉は 賛美歌を奏でた
遠い過去から ⽇を跨ぐように
⼼躍る夜が 今もあるんだよ
地図のない旅路の上
迷う時間もあるだろう
この広い世界なら
寄り道⼀つ仕⽅ない
地図のない旅路の上
思うように歩けない
夜があっていいだろう
重荷⼀つくだらないのさ
汚れたはずの視界が澄み渡ったら
探し物の続きをしよう
地図のない旅路の上
這い忍んだ体さ
少しの⾬⾵じゃ
ちっとも揺れない
時には麓へ
重い荷物は置いてさ
思い出の⼀つ⼆つ
頼りにいこう
地図のない旅路の上
思うようにはいかない
今があっていいだろう
全て笑い話さ
きっとこの先には
愛せる⽇々があるから