ひとりよがり
細い細い窓の隙間から
白い光満ちあふれて
あなたの声と重なって
あたしには酷く眩しい
「夢が叶った」と話してくれる
あなたはどこから見ても
前を向きひたすらに進む
だから止まらなかった涙なのか...
あなたの喜びそれは全てを
丸くする輝きに似て
あたしはただ驚いた足は
根が張ったかの様動かない
わざと悲しいそぶりをしたり
声を小さくしてみたり
気付いてほしい
あたしのひとりよがり
愛おしみながらそっと刻む日
毎日ではない必ず
でもないけどふとした瞬間思う
あたしはただ
あなたがいるから
今を生きてゆけるんだと
あなたの喜びそれは全てを
丸くする輝きに似て
あたしはただ驚いた足は
根が張ったかの様動かない