stray night
ポケットに手を突っ込んで歩く
目の赤い顔を突っ伏して行く
涙をぎゅっと吸い込んだ袖
風が当たれば冷たくなっていく
オレンジ色の街灯が進む
きっと僕は動いていなくて
自動で道が進んでるんだ
宛先もよく分からないで
善悪をつけて バッテンがついた
僕らの恋を あの歌は愛と喩えた
水道水に 混じった不純な
ものみたいだな 僕らの幸せって
ねぇ今は stray night 星の上 神様
愛したことすら罪にも思えた
願いの宛先 ゴミ箱同然で
便箋に蓋しても届かないな
4月末には春の空気
君は愛していた冬
過ぎていく季節をつかむように
部屋に物が溢れた
フライパンにこびりついた焦げは
力づくで落としたし
部屋には 何も無いと思った
Ah 貴方に出会えて僕は幸せでした
こんなセリフを言わなきゃ僕は
正気を保てなくて 新しい人に会って
サブカルな曲を聴いて
身なりも心も洒落ついてみたけどさ ah
ねぇ今は stray night 星の上 神様
愛したことすら罪にも思えた
願いの宛先 ゴミ箱同然で
便箋に蓋しても届かないな
ねぇ今は stray night 誰の上 神様
貴方も私もどこかが壊れた
人生の歯車 夜更けのアニマは
恋人隠しては月に消えた ah