琥珀の目
車窓から眺めた景色は未だに頭にあってさ
身体中に染み付いた言葉が忘れさせてくれないのさ
眠気を失くして 今宵だけ城下に紛れて
愛に例ふガラケー 童歌流れ届く恋文を
ゆらりゆらりと揺れる髪 どことなく後ろめたい高鳴り
歩みのスピードだけそのままに 眼前の出来事は唐突に
天に打ち上がる色と灯り 花を模したゆえ時儚い
繋ぐことのできぬ左手と 夕闇に隠された想いを 機を待つ言葉に
嗚呼 晴天下 小春日和 年が周りかけ老う記憶も 敢然と頭に佇むの
嗚呼 晴天下 小春日和 今宵旅は夜もすがら
音 光の中 駆けて涙を流す 滑稽だ
調子ならどう? 聴きたくなるよ こっちならさ上手くやってるから
背が伸びて少し太ったよ だらしなさがいつも取り柄だし
あの日以来とかじゃないし 心配性の副効果的なことで
君を思い出したりしなかったり 刻一刻と流れ行くよ 愛に 迷いに
嗚呼 晴天下 小春日和 年が周りかけ老う記憶も 敢然と頭に佇むの
嗚呼 晴天下 小春日和 今宵旅は夜もすがら
音 光の中 駆けて あぁ駆けて
調子ならどう? 聴きたくなるよ こっちならさ上手くやってるから