プライドなんて知らない
Miwa Yoshida, Masato Nakamura
肩を抱いて あなたの胸に顔をうずめた
いつもよりも 早い夕暮れ
何年かぶり 降り出した雪
髪に落ちてとけた まつげが濡れた
胸を冷やした 泣いて泣いて泣いた
かまわなかった 今あなたを 止められるなら
あやまらないで 声張り上げた
困った顔は 気づかないふりした
人が振り返った かまわなかった
息が苦しい 泣いて泣いて泣いた
声を荒げた 今あなたを 止められるなら
髪に落ちてとけた まつげが濡れた
プライドなんて知らない
泣いて泣いて泣いた 声荒げて叫んだ
でも何も 何にも変わらなかった
行かないでと泣いた
かまわなかった 人が振り返る
雪は降り続けた あなたがいた場所
靴の跡が 目の前で消えていく 消えていく