平成日本残酷物語

Takarano Arika

蓮の花のような手と手合わせて
印す傷を卍に重ねる
重み なんてものは
こうして感じるのさ
墨画の日々へと零したい色
誰かが持つ甘い蜜の無色
本当に欲しいものなんて
そんなもんさ
幾代の乱世を
超えた血の果て
生まれてしまった
万死の 一生
どこまでも侵略してやろう
攻め入ろうおまえに
緩慢な拷問で
牙を抜かれちまうよりも先に
昭和の詩人は唄ったろう
君死にたもうなかれ
そんな綺麗な
涙なんて受け取れない

銃口を天に向け無意味を計る
飛ばぬ鷹の羽の空しさで
青い空を汚してゆくのが青春
されたくないのだ
家畜のように
愚か を記す民
群の一人には
いくらでも略奪してやろう
ものにするおまえを
泥濘の寝台で
優しく去勢されちまう前に
かつて漢らは言っただろう
さあ撃ちてし止まんと
でも僕たちは
何を敵にすりゃいいんだろ

どこまでも侵略してやろう
討ち入ろう 時代に
監獄の自由に
目眩ましされちまわないために
昭和の作家は書いただろう
復讐するは我と
だけど怒りを
持つのは神じゃなく己
持つのは神じゃない僕さ

Curiosità sulla canzone 平成日本残酷物語 di ALIPROJECT

In quali album è stata rilasciata la canzone “平成日本残酷物語” di ALIPROJECT?
ALIPROJECT ha rilasciato la canzone negli album “汎新日本主義” nel 2010 e “天気晴朗ナレドモ波高” nel 2023.
Chi ha composto la canzone “平成日本残酷物語” di di ALIPROJECT?
La canzone “平成日本残酷物語” di di ALIPROJECT è stata composta da Takarano Arika.

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