夏草

新司 谷村

はきなれたスニーカーと
洗いざらしのTシャツと
色あせたジーンズが
陽炎の中ゆれている
逃げ水にさそわれて
歩き続ける土の道
背中には蝉しぐれ
首筋にひかる汗
この旅の重さは 僕だけの秘密
一度だけ自分のこと
試してみたかった
友達や友情や親や家族や
すてきれぬ夢や恋や
将来や人生や青春のこと
真剣に考えたかった 一度だけ

何ひとつとりえのない
自分自身をあきらめて
ダラダラと過ごしていた
僕は僕が嫌いだった
夏草に砂ぼこり
まき上げてゆくバイク
目に入る汗の痛さ
足の裏の土の痛さ
この旅の重さは 僕だけの秘密
一度だけ自分のこと
試してみたかった
友達や友情や親や家族や
すてきれぬ夢や恋や
将来や人生や青春のこと
真剣に考えたかった一度だけ

友達や友情や親や家族や
すてきれぬ夢や恋や
将来や人生や青春のこと
真剣に考えたかった一度だけ

Curiosità sulla canzone 夏草 di 谷村新司

Chi ha composto la canzone “夏草” di di 谷村新司?
La canzone “夏草” di di 谷村新司 è stata composta da 新司 谷村.

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