ありがとう
Takuya Ohashi
なまぬるい風に吹かれながら
東京の空眺めてたら
遠くで暮らしてるあなたの事を
ふと思い出す
元気ですか?
夢を追いかけて離れた街
見送ってくれたあの春の日
頼りなかった僕に
「後悔だけはしないで」と
優しい言葉 ぬくもり その笑顔
ずっと覚えてるよ
そして忘れないよ
今 心からありがとう
出来が悪くていつも困らせた
あなたの涙何度も見た
素直になれずに罵声を浴びせた
そんな僕でも愛してくれた
今になってやっと
その言葉の本当の意味にも
気づきました
「辛くなったときは
いつでも帰っておいで」と
いつも僕の味方でいてくれた
心配かけたこと 支えてくれたこと
今 心からありがとう
返しても返しても返しきれない
この感謝と敬意を伝えたい
頼りなかった僕も少し大人になり
今度は僕が支えていきます
そろそろいい年でしょう
楽して暮らしてください
僕ならもう大丈夫だから
あなたの元に生まれ
本当によかったと
今こうして胸を張って言い切れる
あなたの願うような
僕になれていますか?
そんな事を考える
今 心からありがとう