Anak ~息子~
Freddie Aguilar / katou tokiko
母の胸に抱かれてお前は生まれた
喜びの朝をはこんで
寝顔を見つめるだけで
うれしさがあふれる
父はおまえの明日を祈った
夜には母さんがねむりもせず
ミルクをあたためた
朝には父さんがおまえを
抱きあげてあやしてた
おまえは大きくなり
気ままな自由を求めた
母はとまどうばかり
日に日に気むずかしく
変わってゆくおまえは
話を聞いてもくれない
嵐の吹き荒れる夜に
おまえは突然出て行く
おまえを呼びとめる
父や母の声をふりすてて
時は流れておまえは今
すさんだ暮ししてると聞いた
息子よおまえに何が
あったのだろうか
ひとり暮しの月日に
おまえの胸には
母の声が今聞こえてる
遠くはなれた母の声に
おまえは泣いたよ