鯰
Maigo Hanyu
酔いは覚めたかお嬢さん
何処へ行くのかお嬢さん
縁も尽きたね通せんぼ
ぱいぽぱいぽのしゅーりんがん
夜が明けるよお嬢さん
風邪はひくなよお嬢さん
気づかないのはお馬鹿さん
これが最期の声
永遠に雨よ降れよ貴方に愛を
人には寂しいなら泣いてはいかが
ノアの船よ僕を連れてよ
貴方と世界を創るの
巡る巡るは塩の味
混ざり淀んだ罪の味
影を隠した紙芝居
焦れったいなほっといて
「愛してたのは貴方だけ」
「愛してたのは貴方だけ」
海に叫んだお馬鹿さん
それはいいから早く逃げて
帰らなくていいさ
永遠に青く澄めよ海に習えよ
人には言えないならなんでもするさ
成れの果てよ 惨めな人よ
貴方と世界を創るの
英雄は滑稽で罰が悪そうに笑っていたから悲しかった
きっとまだやれる
そんなことを嫉妬に向けて叫んでいた
知っていたことは彼がいつか愛した人だけ
最低だ人はそうやって
そうやってそうやって
雨よ降れよ貴方に愛を
一人は寂しいから泣いてはみせた
ノアの船よ僕は置いてよ
貴方と世界を壊すの
夜になったら踊りましょう
何も言わずに笑いましょう
洒落た最後を飾りましょう
わかってんだよほっといて
「愛してたのは貴方だけ」
「愛してたのは貴方だけ」
こっち向いてよお嬢さん
此処はもうじき海の底へ
帰らなくていいさ