雨
ポツポツと肌を打つ雨に
ことごとくテンションロック空回る
ジメジメ続き電池切れ寸前に
鳥のさえずりギリでパチン
んな感じで感情コントロール
程よくコントロール
なんだかんだ言っても時間だ
さぁ車乗り込んで go
ワイパーを full にふって
My car は進み行くぜ
大胆なハンドルさばき
ザパーンザパーン
傘なんぞ持たん主義さそれが普通
サンシャインの下で
生きた俺らのルーツ
止まぬ雨はなくいずれ光さす
ただ雨の中晴れを信ずる
この時期過ぎ去るの待つ
アクセル踏みつけ道を飛ばす
長靴履いて外ヘチャプチャプ
傘をはじく音が妙に心地良い
降り止まない雨は僕の
心まで濡らしてゆく
肌寒くどこか切なく
なんとなく街を染めゆく
見慣れた場所も雨によって
どこか違う場所に見えてくるね
くるくる回るよ雨は傘の上泳ぐよ
はねてはねて明日晴れを願うよ
僕にはあんまり良い
イメージじゃないけど
ケニョケニョケニョケニョ
人それぞれだね雨は全てを染める
頬つたう雫立ち尽くす
涙か雨さえもわからないんだ
信号が青に変わるけど
何度目だろううまく渡れないんだ
雨雨雨降れ枯れるまで降れ降れ
湿ってるてるてる坊主は
朝まで笑わなかった
遠足はやっぱ中止になって
布団の中でくるまって泣いて
小さな少年の心をしめつけ
そして強くしてくれたのも雨
幾度も雨晴れ繰り返し
いつしか子供から大人に
喜びは悲しみの果てに
幸せはこの雨のあとに
なんて思えるようになった今
だから嫌いじゃないんだ
雨雨雨降れ枯れるまで降れ降れ
頬つたう雫立ち尽くす
涙か雨さえもわからないんだ
信号が青に変わるけど
何度目だろううまく渡れないんだ
華やかな街の鮮やかなネオン
ゆらり歪み涙がポロリ
少しずつ前に歩き出す
水たまりを越えてただ虹を待つ