カサブランカ・ダンディ
aku yuu
ききわけのない 女の頬を
ひとつふたつ はりたおして
背中を向けて 煙草をすえば
それで何もいうことはない
うれしい頃の ピアノのメロディー
苦しい顔で きかないふりして
男と女は 流れのままに
パントマイムを 演じていたよ
ボギー ボギー
あんたの時代はよかった
男がピカピカの キザでいられた
ボギー ボギー
あんたの時代はよかった
男がピカピカのキザでいられた
しゃべりが過ぎる 女の口を
さめたキスで ふさぎながら
背中のジッパー つまんでおろす
ほかに何もすることはない
想い出ばかり 積み重ねても
明日を生きる 夢にはならない
男と女は 承知の上で
つらい芝居を つづけていたよ
ボギー ボギー
あんたの時代はよかった
男のやせがまん 粋にみえたよ
ボギー ボギー
あんたの時代はよかった
男のやせがまん 粋にみえたよ
ボギー ボギー
あんたの時代はよかった
男がピカピカの キザでいられた
ボギー ボギー
あんたの時代はよかった
男がピカピカの キザでいられた