クダリ
Motoki Ohmori
瞳はいつからか 嘘が見えて
汚れた世の中の仕組みも嫌ってほど見えて
声が届かないと知ったのはいつだろう
知らない誰かにも 嫌われたくなんかないと思ったのはいつからだろう
嘘をつくのも 在る時から疲れて
哀しいのも寂しいのも 私だけで良いのさ
何にも負けないその貴方の笑顔が
悲しみで溢れる事が無いように
どうやって生きていけばいいのだろう
結局は気遣いさせては
虚しさの海に落としてしまって どうしようか
背伸びが得意になり 繕うのなんかは朝飯前
でも心のどっかで 見つけてほしいんだろうな
大人になっても わからないものです
汚れた世の中の仕組みに嫌ってほど慣れて
声が届かないと諦めたのはいつだろう
悲しみで溢れる事が無いように
どうやって息を吸えばいいのだろう
結局は気遣いさせては
私という海を泳がせてしまって どうしようか
背伸びが出来なくなり 目を擦って埋める足りない価値
でも心のどっかで 助けてほしいんだろうな
貴女に刺さった棘を食べて
哀しいのも寂しいのも 私だけで良いのさ
何にも負けないその貴方の笑顔が
悲しみで溢れる事が無いように