人生進行形
白紙のページのさ
何を見つめてるの
波の匂いは遠く
夏を運ぶ
今日もつらいよ 痛いよ
って立ち尽くす様に
時間だけ過ぎてく
憂いの中
不意に思い出した記憶の中
変わらぬ世界
なんでもないはずの 思い出だけ
僕ら夏へと駆け出した環状線
「またね 明日」って待ってるよ音の方へ
何も知らないからまだ人生三年目
このまま知ったこと 覚えててよ
大人までに 嗚呼
仰ぐ 風 ただ
愛 知らぬ まま
図らずに夜へと
独り彷徨っている
変われない自分を
叱っている
だって苦いよ疲れたよ
失敗 また自己採点
余計なこと知っちゃって
動けぬまま
ねぇ伝う感情
名前もない
分かんないよ
なんでもないはずの夢の続きへ
今日は独りで漂ってる半透明
みたいな少年は無垢なままでそこに居てよ
何も知らなくていい まだ人生進行形
つらいなら知ったこと忘れてもいい
大人までに 嗚呼
海 君へ 問う
いつか また 笑う
独りで また雨宿り
ふとした 感情に迷う
このまま居れたらいいね
夢の中笑う
僕ら夏へと駆け出した環状線
「またね 明日」って待ってるよ音の方へ
何も知らなくていい ただ今日を覚えていて
遠く記憶の中 揺れる長い影に
仰ぐ 風 ただ
愛 知る まで
夜 君に 逢う
ほら また 笑う