冬のかけら
ひとつ響いてく 夜の街に足音
遠い光が 私を淡く照らす
寒さまとった 風が通り抜けても
今は短い 髪先が揺れるだけ
叶わないままの約束もあるね
淋しさも消えて 少し懐かしいと思う
ああ 記憶のかけら
ひとりで歩きはじめた この道は白く深く
私だけの色に染まりだす 思い出に塗りかえてく
きっとまた優しい人 出会う日がくるのだろう
口ずさむ音楽 あなたからあの日聴いた 冬の melody
そばにいるだけが 守る事ではないと
知った 痛みも喜びも切なさも
あなたをわかった数と同じだけ
気付かないでいた 私自身の事知った
そう 強さのかけら
今年 雪のはじまりを ひとりで見守るけれど
不思議と怖くない あの頃と変われたような私がいる
あなたの言ってた意味が 今は少しだけわかる
涙も乗り越えた あの日より強くなれた 冬の memory
ああ 記憶のかけら
ひとりで歩きはじめた この道は白く深く
私だけの色に 染まりだす 思い出に塗りかえてく
今年 雪のはじまりを ひとりで見守るけれど
涙も乗り越えた あの日より強くなれた 冬の story