砂上の唄 (Sajou no Uta)
映す四月の季節 砂上の唄消えてゆく
底は暗い果てしない明日さ 出逢う別れ 青い空の元
夏の終わり海と出逢います
流れ消えてゆくなら愛とは何?
届くはずのない太陽に俺は何を望み灰にした
終ることの出来ない俺はまた
砂に消えた君を拾い集める
砂上唄う男は俯いて
声を落とし底には
空の涙に射たれた 全ての人達 幸せに見えて
俺の左側にもう君は居ない 滲む去年の風
秋の始め君と出逢います
流す痛みより悲しみの重さ
咲けど散れど花は花に生き
明日に変わる願いを
君を探した春よ 砂上の海消えてゆく