夏空のDreamer
抄夜子 森本
蒼ざめる空の色
とても まぶしくて
ふいに孤独になるの
身じろぎもできないほど
日差しが強くなれば
影も深くなるね
夏空の下 Dreamer
ひとりで立ち止まるけれど
悲しいときも
うつむかず 今を見ていて
時間は過ぎてゆくけれど
いつもいつでも 始まりだから
バイパスにあらわれる
逃げ水のように
恋も もどかしいけど
口笛を吹いている
あなたを思い出して
少し笑顔になる
夏空の下 Dreamer
あなたも傷ついていたね
一秒ごとに
新しい世界を見せて
信じることを続けたら
いつか必ず むくわれるから
心のままに
流れゆく 今を見ていて
せつないけれど
ひたむきに 夏を見ていて
一秒ごとに
新しい世界を見せて
季節が永遠(とわ)に巡るよに
いつもいつでも 始まりだから