イチブトゼンブ
Koushi Inaba, Takahiro Matsumoto
「アナタは私のほんのイチブしか知らない」
勝ち誇るように笑われても それほどイヤじゃないよ
生まれてくる前 聞いたようなその深い声
それだけで人生のオカズになれるくらいです
すべて知るのは到底無理なのに 僕らはどうして
あくまでなんでも征服したがる カンペキを追い求め (血眼で)
愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに
もしそれが君のほんのイチブだとしても
何よりも確実にはっきり好きなところなんだ (何が何でも)
困った時少し まゆげを曲げてみせたり
抱きよせるとホッとするような柔らかさだったり
すべて掴んだつもりになれば また傷つくだろう
ほんとに要るのは有無を言わせない 圧倒的な手ざわり (oh, you're the one)
愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに
君にしかわからないこと 僕だけが見えていること
どれもホントのこと
すべて何かのイチブってことに 僕らは気づかない
愛しい理由を見つけたのなら もう失わないで (oh, you're the one)
愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに
それだけでいいのに