サイエンスフィクション
Masafumi Goto, Takafumi Yamada
深夜のテレビ映画では
ハリボテだけのサイエンス・フィクション
評論家先生の評価では「取るに足りないゴミ屑」
イビツなスピードで解ける世界
僕らを何処かへ連れ出すためのメッセージ
合間のテレビCMでは
ハリボテ以下のサイエンス・フィクション
現実と非現実の隙間を縫い飛ぶような
想像を その愛情を
それだけが打ち抜く 僕を
イビツなスピードで解ける世界
僕らを何処かへ連れ出すためのメッセージ
現代を映す映像には
ハリボテのようなサイエンス・フィクション