どこいった
フミノコ
ちょっとくらいは頑張って
そっと噛み砕いてみようとした
都合いいことばっか食べちゃって
腹の中では何を思っているの
「苦いから嫌い」じゃ痛み消えないだろう
無かったことには出来はしないよ
きっと似合うと思っていた
このシャツだってもう要らないし
1つずつ留めてきた過去は
1人では脱げずに参っちゃうな
飲み込みたいとは思うけどどうだろう
今したいのは理解じゃないの
半分の進む速さで日々半分の夢を見ていた
片側を空けて眠る癖が今もずっと抜けないの
あの日々はどこいった?
あの声はどこいった?
あの夢はどこいった?
焦がれる想いはどこいった?
光も影も無いような
空だけが過ぎ去った
「青さ」だと割り切った?
どうでもいいと思うんだろうな
きっと迎えはないなんて
それはとうの昔分かってるんだ
日々頬をつまんで生きたって
痛みも感じない弱っちゃうな
期待はしない いらない
君がいない未来なんてもう満ち足りないし
あの日々はどこいった?
あの声はどこいった?
あの夢はどこいった?
焦がれる想いはどこいった?
光も影も無いような
空だけが過ぎ去った
「青さ」だと割り切った?
どうでもいいと思うんだろうな
合うなと思っていた歩幅は君が僕に合わせていた
嗚呼今はただ 今はただただそばに居たいと思うだけ
あの愛はどこだ
あの君はどこいった?
あの僕はどこいった?
あの意思はどこいった?
壊れる程の寂しさだ
2人だけの街の中 君だけが消え去った
いないいないばあって笑った顔見せてよ
どこにもいないんだろうな