青空カフェ
揺れる木漏れ日 夏の石段
二段跳びして 走って登った
髪も濡れてる プールの帰りに
待ち合わせした 小さな神社
クラスメイトには秘密にして
わざと遠い回り道が 私たちの恋の予感
青空カフェでもっと話そう
缶コーヒーを そう飲みながら
緑の風に吹かれていよう
蝉の声さえ忘れるくらい
心を許した 時間の魔法
沈む夕陽に 山は濃くなり
別の世界に 2人はいるのね
楽しかったと 見つめた瞬間
鳥が一斉に 今 飛び立った
友達でいれば学校でも
意識せずに会えるけれど
これから先 どうすればいい?
青空カフェでキスはできない
誰かにきっと見られているよ
そんな妄想 浮かべただけで
恥ずかしくなって視線逸らした
ロマンスお預け 魔法が解けた
星空カフェでもっと話そう
思ったよりも明るいんだね
月の光に照らされながら
もう少しだけ帰りたくない
青空カフェでもっと話そう
缶コーヒーを そう飲みながら
緑の風に吹かれていよう
蝉の声さえ忘れるくらい
心を許した 時間の魔法