思い出のほとんど (Omoide no Hotondo)
それぞれの窓から
青い月を眺め
だらだら長電話しながら
何でも話した
同じように見えても
違う景色なんだ
気づいてはいたけど
触れたくなかった 空…
ずっと ずっと そばにいたから
離れ離れなんて(やだよ)
想像できない
思い出のほとんどは そう一緒に作ったね
笑ったり泣いたりケンカしたりして
お互いの夢 語り合った日々
時は過ぎて
思い出のほとんどは 2人の足跡
歩いて走って立ち止まって
何度も道に迷いここに来た
別れ際の
友よ
カーテンを引いたら
それが合図のように
白んだ朝の陽が脇から
静かに溢れる
未来はいつだって
知らぬ間に近づき
大切な今さえ
過去に変えてしまう
なぜ?
だってだって最後くらいは
言いたかった 私(ちゃんと)
ありがとうって…
できるなら今すぐに駆けつけて抱きしめて
その胸におでこつけ泣きたいけど
自分で決めた旅立ちの日だから
ここにいるよ
できるなら今すぐに弱音を吐きたい
歩き出す一歩がとても不安で
ホントは引き止めてと思ってた
平気そうに
友よ
思い出のほとんどは そう一緒に作ったね
笑ったり泣いたりケンカしたりして
お互いの夢 語り合った日々
時は過ぎて
思い出はいつの日か美しい夕陽として
私の足下照らすでしょう
あなたの顔や声が地図になる
どこにいても
友よ