風に戦ぐブルーズ
モノクロに揺らいだ
昨日の夢は
乗り遅れた列車を
見送る station
いつか叶うならば
同じ仲間で
もう一度
最高の景色を見に行きたい
太陽が融けてゆく海
背を向けた孤独は
風に戦ぐブルーズ
あの頃は焦る指先
力みすぎてうまく
鳴らせない和音
嘘をつけないから
夢を語れず
砕けた意思たちは
星屑になる
無力に青い時を
無敵に叫べばいい
太陽が融けてゆく海
明日が見えないなら
探しに行こうか
遠くから sax 聴こえる
約束の列車はまだ走ってる
I wanna make you
I wanna make you
I want, I want
I, I, I, I, I
俺たちは名もなき星を
並べた星座だと
見上げて泣こうか
太陽が融けてゆく海
背を向けた孤独は
風に戦ぐブルーズ
信じて追いかけてた
思い出せるか?
曇り空横切る小さな影は
自分の中で止まっていた時計の針がまだ動いていることを教えてくれた
夢の中で息を止めていた俺が
「まだ生きていたのか」と呟くと
「今更何言ってんだよ」っていたずらっぽく笑ったあいつを
また思い出して無性に会いたくなる
届くかどうかなんて関係ない
喝采を求めないあの鳥のように
散るまで叫べばいい