点描のしくみ
KAZUYA YOSHII
信じ込んでも良くはない
考えてもわからない
なるべくなら笑って
できるだけポジティブで
どっち行ってもいいじゃない
ダメならダメでいいじゃない
あなたとだったら
どこへだって行こう
真っ赤な愛が欲しくて
真っ青な夢見たくて
紫の僕らの何かが詰まった明日
キレイな色でいよう
キレイな線を引こう
積み重なった毎日の
果実がポロリと手の平に
点描のしくみを守れよ
丁寧な点がキレイな線
どこまでだって伸びるのさ
繋いでいったらわかるのさ
僕らがやっとここで出会ったこと
一瞬を取り逃がして
わずかに曲がった感情
その時の祈りが 鮮やかに伸びたら
二人で歩き出そう
キレイな靴で行こう
点と点が線になって現在
どんな絵になってんだ
あの日の涙は
いったい何色になったんだ
どんな愛が欲しくて
どんな夢が見たくて
僕らが描くのは
点描のしくみのような
紫の朝日の赤と青の結晶
点と点が線になって全部
繋がって気づいたんだ
当たり前の景色の中に
宝物あったんだ