Crescent Cutlass
静寂積もりゆく雪さえ 幽かなる音を鳴らすなら
耳を澄まし手繰り寄せて その刹那奏でるよう
この身に宿る業が
落とした闇から一縷 光を探し出すため
凍てつく炎飲み込むまでさ
貫け我が声 命の証しに
響け明媚で鋭利な一太刀と変われ
描くは三日月 哀惜の欠片
満ちることなき心 叫び続ける
木の葉 流れ落つ雫の 調べが記憶を引き戻す
閉ざして消えてしまえたら 裏切りにも 出会わずに
天に賜し貴石
今も惹きつけて止まぬ 絶望凌ぐ希望も
慟哭で 切り裂く運命
貫け我が声 命 尽きるまで
常に優美で不敵な一齣と成れ
描くは三日月 面影は遥か
もう欠け落ちぬ 魂 歌い続ける
貫け我が声 命の証しに
響け明媚で鋭利な一太刀と変われ
描くは三日月 哀惜の欠片
満ちることなき心 叫び続ける