月を見上げて
Shunsuke Kiyokiba
走る雲の行方 現実と重ねてみる
生き辛さを吐いても 楽になれやしない
陽が暮れたら足を 止めて休めばいい
長く続く先に 未来を照らしてみる
人は誰かの幸せを妬むばかりで
ほんの少し疲れるけど
言葉で言えないぐらいに愛しい
どんな日にも変わらず ほら傍に居るから
泣かないで
無駄に悩むばかりで 眠れぬ時を過ぎて
その迷いの全ては 強く生きてく為
飲み込む事ばかりで 遠回りの道を
いつも誇れるように 今を堪えている
いつかどこかで幸せと 心の底から
言えるぐらいに成れたらいい
言葉に出せないぐらいに虚しい
淋しい日々も重ねた心も 忘れないで
月を見上げて