デイドリーマー
Motohiro Hata
人混み すり抜ける
揺れる髪に ふと振り返る
君はいない まばゆい思い出のその影に
僕だけがまだ縛られたままで
Ah いつか 僕ら 夏の光の中
きっと 同じ夢を見ていた
君の声が聴きたくなるから
思わず まぶた 閉じてしまうよ
サヨナラのかわりに
その手が あの日 選んだ未来
追いかけて抱きとめる勇気もない僕が
今さら 何を言うつもりだろう
Ah いつか 君が夢見てる光に
届くようにと 願っている
だけど 今は 綺麗事のようで
ため息 ひとつ 空を仰いだ
会えない 醒めない 巡る 白昼夢の中
とうに終わっているのに 進めなくて 戻れなくて
Ah いつか 触れた 夏の日の光に
目覚めたまま 夢を見ている
君の声が 聴きたくなるから
思わず まぶた 閉じてしまうよ
思わず まぶた 閉じてしまうよ