ふるさと
義隆 平
ふるさとを ふるさとを
人は胸に抱いて生きるのでしょう
夕暮れ染まる畦道を
駆け抜けてた幼い頃
どれだけ時が流れても
忘れられない場所がある
いつまでも手を振ってくれた
旅立ちの日に
頑固な父がはじめて見せた
涙 今も焼き付いて離れない
ふるさとは ふるさとは
ずっと胸の奥にあります
ふるさとを ふるさとを
人は胸に抱いて生きるのでしょう
桜色づく太宰府と
二見ヶ浦の海の色
景色は移り変わっても
変わることないものがある
わがままばかりで困らせた
僕だったけど
寡黙な母が叱ってくれた
あの温もり忘れる日なかったよ
ふるさとは ふるさとは
ずっと胸の奥にあります
ふるさとを ふるさとを
人は胸に抱いて生きるのでしょう
ふるさとは ふるさとは
ずっと胸の奥にあります
ふるさとを ふるさとを
人は胸に抱いて生きます
ふるさとは ふるさとは
ずっと胸の奥にあります
ふるさとを ふるさとを
人は胸に抱いて生きるのでしょう