まだ青の夏夜
終わっていくほどに今の尊さに
気付かされて大人になるのかな
歩んでいくほどに道のりは険しい
汗をかいた分滲んで薄れるものなら
ストーリーモード振り返れない大人
朱夏迎える奴らの走馬灯だ
昔ほどに四季を感じるような出来事が少なくなるせいだと彼は言うけどきっとそうじゃない
楽しもうと思う感覚を忘れてる
あの頃残ろうとした教室街角のパン屋も今ではただの文字数
数え切れないよ
毎日を謳歌しては
もう待ち切れないよ
7月下旬の高鳴る淡い日々
人混みに交じって眺めて
蒸し暑さもどこかへ飛んで
日々の花火続く限り褪せないで
話さない友達が増えて
忘れてゆく思い出ができても
今だけは続くまだ青の夏夜
懐かしむほどに歩幅も狭まり
蝉の声すら邪魔だとも思わなくて
暑さ増す日照り
イヤフォンからmellowに
あの日と重ね耽っていく
戻れなくても
朝,下着姿のまま寝てたいとかノープランスタイルの様なそんなしょーもない日々は濃く残るよ
弾け飛んで還る水の玉みたいに
童心を持ち合わて
数え切れないよ
過ちを犯しては
もう待ち切れないよ
8月下旬の寂しく淡い日々
夏休みがぎゅっと締め付け
好きを募らせ聴いた懐メロ
日々の恋心続く限り褪せないで
集まらない年月が増えて
忘れられない人ができても
今だけは続く,まだ青の夏夜
夜空見上げては,星が