フクロウ
Ichiro Yamaguchi
心の先々で何を見つけられるのだろう
見える物や見えない物 何にも無いと解ってたんだろう
そうひとり そうひとりなの
そうひとり そうひとりなの
汚れた顔を振り上げては ちゃんとした事を言うようになる
生まれたてのその知識じゃ 何の役にもたたないのさ
そうひとり そうひとりなの
そうひとり そうひとりなの
見上げたその先にフクロウ
そして僕の目を見よ 歩き始めるこの決意を
旅立つ人の足跡で 映し出してくれ機械の音
見上げたその先には うずくまるその陰にフクロウ
そして僕の目を見よ 歩き始めるこの決意を
旅立つ人の足跡で 映し出してくれ機械の音
思い出して最高の日を 戸惑うような坂道で
かき消してしまう悲しい雨
薄い傘に涙の音