波がたった (Namiga Tatta)
澤部渡 (Wataru Sawabe)
[三浦透子「波がたった」歌詞]
波よりも高い心のうねりに
飛び込んでしまおう
景色も彩度も変えてみたくて
たとえば世界中の手紙のすべてが
読まれたがってるわけではないならば
今 伝えなくちゃ、と
祈りのようにただ問うけど
回り道の先には
何があるでしょうか
取りこぼした気持ち
言わなかった言葉は
潮風にさらされ重くなったみたい
今 走り出せずに
ここにいるのはさみしいけど
波のように寄せては返す迷いが
錆びつかないように扉を閉じる