私の右側
Aoi Yamazaki, Airi Suzuki
あっと一瞬 時間止まったよ
カウンターの隅
ねぎタン塩 焼いてるとぶつかる
あなたの腕
バイト終わり お肉につられて
来たけれど
おかしいな 触れるたび胸が
炙られて
あぁ そうか
あなたは左利き
座るところ考えなくちゃ
ドキドキしちゃうなあ
ちょっと大きなあなたの手
焼き物は男の仕事だって
いつも言ってくれてるけど
あなたはずっと食べてる
きっとあなた 私のとまどい
気づいてない?
食べなよと 無邪気に急かす声
焦がされて
あぁ なんで
テーブルじゃないの
計算? まさか あえて? これは
狙ってたりしてね
ちょっとは勇気出してみて
告白は男の仕事だって
いつも言ってくれてるけど
あなたはずっと待ってる
いつも陽気なあなたでも
本気みせたときは 真剣
そんな横顔見せられちゃ
やっぱ憎めないよな
ちょっと大きなあなたの手
焼き物は男の仕事だって
かっこつかないとこが好き
あなたをずっと待ってる
「今度はどこ行こうか」