おやじ。
今 俺は あなたのような
大きな男になりたいと
心から そう思う
おとうさん ありがとう
俺も もう 大人になったし
そろそろさ、
おやじ って呼んでいいかな?
まずは母ちゃんと
出逢ってくれてありがとう
そんでもって
うっかり恋に落ちてくれて
本当にありがとう
話じゃ親父の方から
一目惚れして 始まった恋愛
なかなかの高嶺の花
いい女だった 母ちゃん
口説き落とした あなたに 花束
贈りたいくらいに感謝してます
まじで頭上がらない
もし親父がフラれてたら
俺 生まれてくることすら
できてない
前からの約束通り
なぁ 親父に書いたぜ やっと
この歌 俺の素直な気持ち
どうか受け取ってくれや
今 俺は あなたのような
大きな男になりたいと
心から そう思う
おとうさん ありがとう
俺も もう 大人になったし
そろそろさ、
おやじって呼んでいいかな?
口数は多いほうじゃなくて
どちらかと言えば不器用で
根っからの仕事人間
でもそこがかっこいいぜ
仕事の愚痴を口にしてるとこ
俺は見たことないし
日曜 休日も 家族にプレゼント
俺が幼い頃は
おっきな滑り台がある公園に
毎週のように連れて行ってくれた
無邪気に遊ぶ姿見て
嬉しそうにしてた
紙飛行機 飛ばしてさ
日が暮れるまで 付き合ってくれて
次の日は朝から仕事に出かけた
そんな おとうさんが
子供ながらに好きでした
俺もそんな父親になれるかな
今 俺はあなたにとっての
自慢の息子でありたいと
心から そう願う
おとうさん ありがとう
俺も もう 大人になったけど
あなたにとっては
俺はいつまでも子供だよな
自分より 家族のために
いつも俺らを守ってくれてた
俺も あなたのようになれるかな
俺も あなたのようにありたい
定年後はどうすんだい?
もしもノープランなら俺と
同じ夢見て生きていかないかい?
親父の役目も用意してるから
どんだけ 長生きしたって
まだまだ生き足りねえなって
思えるようなそんな未来を
共に創ろう
今 俺は あなたのような
大きな男になりたいと
心から そう思う
おとうさん ありがとう
俺も もう 大人になったし
そろそろさ、
おやじ って 呼んでいいかな?
おやじ