DEEP DEEP
ゆき 小柳
焦がれてしまうような 灼熱の太陽
あの頃は 望むものすべてを
手に入れられると信じてた
寄り添いみつめてた
ゆがんでく蜃気楼
唇を 重ね合ってた 海
消える事はない 熱い記憶
汗ばむ身体を
寄せ合ってもっと激しく踊って
押し寄せる波は
同じリズムを刻みつづけていた
忘れ始めている 感じてた体温
当たり前に いつもそばにあった
幸せが今はここにはない
形を変えてく
人の心は止めることができず
愛を信じてた
ときは変わらずにいつもここにある
汗ばむ身体は
恋しくて今もあなたを求める
波に身を任せ
記憶とこのまま溶けてしまいたい