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MORI YUKINOJO
届かない切なさも
すれ違う優しさも
光る愛が作った影
風に吹かれて...
あの日と同じように
長距離バスを待ってる
夕陽が眩しすぎて
目に沁みる 涙みたいに
誰に恋をしても
面影探してしまう
孤独を忘れたのは
おまえとが 最後だったよ
永遠を盗める気がした
ささくれた情熱で
果てしない虚しさで
おまえだけを愛せた日々
風にちぎれて...
陽の射さない部屋が
二人の楽園だった
おまえを失くしてから
当てのない 旅が続くよ
傷つけあうことで
確かめていた心は
未来を見つめた時
音もなく崩れ落ちたね
不器用な若さが悲しい
汚れなき苛立ちも
ひたむきな激しさも
遠い夏がさらった夢
風を追いかけ...
誰でも人生で一度は
女神にめぐり逢うのさ
命の痛みを宥(なだ)めるような
瞳に気付かないまま
ささくれた情熱で
果てしない虚しさで
おまえだけを愛せた日々
風にちぎれて...
届かない切なさも
すれ違う優しさも
光る愛が作った影
風に吹かれて...